互いを愛し励まし合いましょう

 友のために自分の魂を投げうつこと これより大きな愛を持つものはいません

人生には難儀と有害なことが溢れています

もう耐えられない と感じている時

苦しみに耐えきれず命を絶った人もいる

家庭でストレスを感じてる人

 どのように励ませるか

辛抱強くあり 話を遮らない

話をよく聞けば本当の気持ちがわかるかもしれない

相手は貴女を信頼し

本当に力になりたいという気持ちが伝わるなら相手は慰められる

批判しない

気落ちしている人は批判されていると感じると一層辛い気持ちになり心を閉ざしてしま


 「よい人生とは、どんな人生ですか?


 

 人生は運によって決まるのではなく、その人の意思に基づく自発的な

 行動の積み重ね
によって形作られていくものです。

よい人生を構成するものには、人によって多少の違いがあるかもしれません。

よい人生を構成するには、次のような特徴があります。

 □ネガディブ感情よりも ポジティブ感情を多く持っている

 □現在の生き方に満足している

 □未来に希望を持っている

 □過去に感謝している

 □自分が得意なこと強みが分かっている

 □自分の才能や強みを生かして、充実感ややりがいの、あることを追求している

 □他人との密接な関係を持っている

 □集団や組織に対して有意義な関わり方をしている

 □安全で健康である

これらに関して、「自分ができることは何か」「どのように行うのか」などを検討し

て実行することは、よい人生をつくるために大いに役立ちます。

誤解がないと良いのですが、これらを完璧にこなさなければ幸せになれないと

いうことではありません。

  幸せな人生を構成する要素として知っていることで、より良い人生を送るために

 参考になるということです。

   そうした特徴を捉えて、日々の行動に反映させたなら、誰でもより良い人生を

 手に入れることができるのではないでしょうか。


 すれ違いを感じた時は、早めに対処すること。

  すれ違いを放っておくとどんどん心の距離が遠くなっていき、お互いの声が

  心に届かなくなってしまうからです。

   パートナーとの関係が長くなってくると、少なからず何らかのすれ違い
  
  起こるようになります。

  これは、私たち一人ひとりの願っているものや感じていることや考えていること

  などに違いがあるため、当然の現象と言えます。

  そしてたいていすれ違いは、小さな違和感から始まるものです。

   例えば、「あれ、なんか違う」とか、「どうしてそう考えるの」とか、
  
「なんで分かってくれないの」

   いうような感覚によって知ることができます。

  そうした小さな違和感を放っておくと、それが積み重なって相手に対する
  不平不満という形に変化していきます。

  そして不平不満は、自然に解消されず、日常的な文句や批判のような言動を
  生み出すようになっていく事が怖いのです。

  やがてそれが、激しい言い争いや喧嘩というような形で暴発することになります

  こうなると関係の修復に多くの時間と労力を注ぎ込まなくてはならなくなりません

  最悪な場合には、望んではいないのに関係が壊れてしまうことにもなるのです。

  もしも、小さな違和感によって、すれ違いを知ることができたとしたならば、
 
 心の距離が近いうちに
早めに違いを話し合うのが賢明なのです。

 さてこの時に大切なことは、何が正しいのかではなく自分が願っていることと、

 相手が願っていることが違うことを確認する
こと。
これが非常に重要です。

 自分が感じていることと、相手が感じていることが違うことを確認する

 自分が考えていることと、相手が考えていることが違うことを確認する

 こうして、すれ違いをどう縮めていけるかが最大のポイントになるのです。

 すれ違いお互いを理解し、関係を強化する重要な時となるでしょう。

 パートナーには、それぞれ個性があります。 したがってすれ違いが起こるのは、
自然なことです。


 幸せを共有出来るつながり

 

幸せな人生を送る秘訣の一つは、幸せを共有出来るつながりを持つことです

  幸せとは、何か特別なことを意味しているわけではなくて日常生活の

 中で感じられる小さな喜び
を指しています。

 例えば、最近あった良かったことを分かち合える友人がいること。

 最近あった嬉しかったことを分かち合える友人がいること。

 最近あった楽しかったことを分かち合える友人がいること。

このようなことを分かち合える友人がいることは、人生の幸福度を高めます


「日々の生活に 幸せを感じている友人が 1人増えるごとに、自分の
 幸せになる可能性は 約9%ずつ高まります」
 

 また「日々の生活が不幸だと感じている友人が 1人増えるごとに、自分の幸せになる

可能性は 7%ずつ低下します」

 人生は、良いこともそうでないことも起こるのです。

 幸せな人と不幸せな人とを分ける要因がは、運などではありません。

  自分自身の意識が決めるのです。

   良かったことと悪かったことの、どちらに自分の意識を向けているのか
  にかかってるのです。

 毎日の「日々の小さな喜び」を意識していますか?

  そしてその出来事を友人と共有していますか?

 自分が経験した良かったことを、友人と分かち合うことは、友人の幸せに

 貢献できます。

 また、友人が経験した良かったことを喜んで共有することで、自分自身の幸福度も高まっていきます。

 

小さな目標と小さな成功が自分を強くする

  自信をつけたいと思うことがありますか?
それは「小さな目標」「小さな成功」にあると考えられます。
大きな目標は、ワクワクした気持ちを起こし、人目も惹くかもしれません。
しかし、残念なことに大きな目標は、立てるだけ立てられて、放置されてしまうことが多いようです。

なぜならば、大きな目標には、それに見合うだけの数多くの努力が必要になるからです。
往々にしてこうした努力は、楽なものではなく、つらく苦しい経験を伴うものです。
ですから、計画を立てても、それに圧倒されて、実際には手がつけられず、成果に至らないことが 多くあるのです。
それが繰り返されると、目標を立てることに意味が感じられなくなり、自信を失っていきます。

そうならないためには、
「大きな目標」
ではなく、「小さな目標」を立てることが役立ちます。

「小さな目標」とは

簡単に思えること
②すぐにできること
出費が少ないこと
短時間で行えること
達成が測定できること
人の協力なしに自分一人でできること

このような
「小さな目標」の後には、「小さな成功」が待っています。
「小さな成功」は、継続力や持続力、そして忍耐力などを強化するのに役立ち、少しずつですが着実に自信を育むことができます。
そして、気づいた時には、より大きな目標に対しても、
「できる!!と信じられるように
なっているでしょう。
自信をつけたい もし、そうであるならば、まずは
「小さな目標」にトライし、「小さな成功」を手にするのが効果的である。

 

 心の傷は、身体の傷に比べて、癒えるのに時間を要します。

 

 理由は二つ。

 一つは、心の傷は身体の傷のように目で見ることができず、心の痛みという感覚が
持続する
こと。

私たちは、その痛みに対処するため、心の傷に関係している出来事を憂いたり、他者を恨んだり、自分を責めたりします。

 しかし、これらの方法は、心の傷に不要な刺激を与えることになり、傷が癒えるのを遅らせる結果となります。

 もう一つの理由は、傷の修復のために必要なものがわかりづらいことが挙げられます。

 心の傷とは、自分にとって大切な何かが損なわれたことによって生じるものです。

 それは、自尊心かもしれません。 安心や信頼かもしれません。 つながりや権利かもしれません。

 何が損なわれたのかが、明確にわかれば、損なわれたものを補うための適切な対応もできるかもしれません。

 しかし心の傷は、何が損なわれたのかがわかりづらく、それに気づくのに時間が掛かれば、それだけ痛みも長引きます。

それでは、心の傷を癒すために自分でできる効果的な方法は、あるのでしょうか?

 自分にも他者にも害をもたらさない安全な方法がひとつあります。

 それは、何かや誰かに感謝することです。 


日常生活の中で、何かや誰かに感謝することを探し、実践してみましょう。

感謝を実践しても、心の痛みが完全に消えるわけではありません。

 また、心の傷を直接癒すような効果もないでしょう。

 しかし感謝は、ネガティブな思考やネガティブ感情と拮抗する働きを持っています。

 心の痛みを感じることがあったとしても、感謝することを探し、言葉にして表すことで、

間接的に損なわれた何かが補われていきます。

感謝することで、他者とのつながりが強化され、心の傷を修復するために必要なあたたかさを受け取ることができます。

そのようなことが繰り返されていくことよって、心の傷が少しずつ少しずつ癒えていくのだと考えられています。

 心の傷を癒すのは、とても難しいものです。

 感謝することは、そうした心の傷を癒す安全で効果的な方法とえられています


 あなたは、パートナーと心を開いて話し合うことができていますか?

 
心を開いて話すということは、自分の気持ちを相手にぶつけることではありません。

 心を開いて話すということは、相手と心と心でつながり合うことです。

 そのためには、いくつか覚えておきたいルールがあります。

  ①話し合いの目的は、 問題解決ではなく、 お互いの関係にとって 役立つ
  ことを見つけること

 相手を批判せず、 自分の気持ちを 表現すること

 相手の話を 途中で遮らず、 最後まで聴くこと

 感情的にならず、 自分が期待していることを 明らかにすること

 ⑤互いの関係のために、 自分が何をするつもりが あるのかを話すこと

 相手に対する 敬意を忘れないこと

 このようなことを意識して話し合いを行えば、

どちらか一方にではなく、二人にとって良い答えが見つかるようになるでしょう。

  心を開いて話し合うことで、お互いのことを深く知れるようになります。

 心を開いて話し合うことで、お互いの認識や気持ちのズレを解消することができます。

 心を開いて話し合うことで、お互いのために何を避ければ良いのか、何をすれば良いか

 
人間は心が変われば人生が変わる。思った通りの人間になれる。

 

「心が変われば行動が変わる
 行動が変われば習慣が変わる
 習慣が変われば人格が変わる
 人格が変われば運命が変わる
 運命が変われば人生が変わる」


 「人生を変える」ための最初の変化として、「心を変える」ことです。

 「心を変える」とは、具体的にどういう意味なのでしょうか?

  心とは何か。

「人間の理性・知識・ 感情・意志などの 働きのもとになるもの」

これを一言で表すと「あり方」と言うことができるのではないでしょうか。

「あり方」には、その人の価値観が反映されます。

「あり方」には、その人の信念や信条が込められています。

「あり方」には、その人の生き様や哲学が刻まれています。

  「心を変える」と言った時には、自分の「あり方」を見直すことと言えるのです

  あり方は、心を映す鏡であり、あり方を磨くと心が磨かれて変化していきます。

  「心が変われば人生が変わる」

  自分のあり方を磨き、自分らしく幸せな人生をり出していきたいものです。

 人生には、予期せぬ出来事が起こるものです。
そのような時、私たちの心の中では、不安感情がわきおこり、冷静に物事を考えることができなくなります不安感情の大波の中では、足元が危うくなり、平衡感覚が奪われます。
大きな揺れに身も心も翻弄されて、自分を見失いやすくなり、賢明な判断ができなくなり、右往左往してしまいます。
これらは、コントロールを失ったことによって生じるもので、誰もが経験する自然な反応です。
こうした不安感情の大波から抜け出すための攻略法のようなものはあるのでしょうか?
あります。不安感情の大波を攻略するための鍵は、意識の向け方にあります。

どんな些細なことでもよいので、自分のためになることで、自分にできることを見つけて、それを実行することです。
これは、コントロールを失っている状態から、コントロールを取り戻すことになります。
自分がコントロールできる行動をしているうちに、冷静さを取り戻すことができます。

不安感情の大波を発生してしまったときには、唯一の理想的な解決法を
見つけようとするのではなく、目の前にあるコントロール可能なものを見つけ、そこに労力を注ぐこと。
これが、不安感情の大波を乗り越えるための秘訣と言えます。

予期せぬ出来事が起こると、不安感情の大波が発生して、心が落ち着かなくなります。
そのような時には自分が直接コントロールできるものを見つけて、実行可能なものに取り組んで不安感情の大波をほどよく乗り越えていきたいものです。


 正しい情報と正しい判断

 

正しい情報を得ることが正しい判断に結びつく  悪い報告を信じることは愚かなことだ

まず本当に確かな情報だろうか?確信が持てないなら発信はしない。

今の世の中は、正しい情報だけが得られるなんてありえない 誤り情報もたくさん入ってくる

要は選別力、判断力だ その方法は?

優れた思考力、識別力

 留意するべき事項

 自分の理解に頼ることや自分の感情や考えにとらわれてしまうと正しい判断が下せない。

 特に不和が生じると正しい判断ができなくなる。 

< div> 気に入らない点ばかり考えていると相手を疑いの目で見るようになる。

 悪感情を抱き続けると事実に基づく判断ができなくなる

 ねたみが心に根ざすなら判断が曇らされてしまいます。

 結論

悪感情を抱き続けるのでなく惜しみなく愛し心から許しましょう

優しい同情心+親切+へりくだった思い+融和+辛抱強さを身に付ける

人を見かけで判断することは正しい判断ができない

 


 誰でも緊張することがあるものです。

  緊張するのは、あまり良い気分ではありませんよね。

 緊張すると、身体はこわばり、落ち着かなくなり、普段の自分でいられない感じになります。

そのため、多くの人が緊張から逃れようとして、“緊張しないように”と努力しています。

 しかし、よくよく考えてみれば緊張を感じることは、より良く生きていく上で、とても大切なこと

 難しいけど、往々にして緊張する時というのは、自分が慣れ親しんでいる安全領域の境界線

越えるようとする時に起こるものです。

 そのような時には、慎重になることが求められます。

 緊張を感じることで、安全領域の境界線を慎重に超える心構えを整えることができます。

 また、緊張する時というのは、自分が出来ている限界を超えようとする時に起こるものです。

 そのような時には、これからしようとすることに、集中することが求められます。

したがって、緊張を感じた時には、“緊張しないように”と努力するのではなく、

緊張を受け入れつつ、その場において自分がなすべきことに意識を傾けること
が肝要だ。

 

 誰でも、時に不平や不満を感じるようなことがあります。

 
不平不満の上手な扱い方を身につけておこうではありませんか。

 不平不満を感じた時には、不快感情が喚起されます。

 そうした不快感情に突き動かされて不平不満を言葉にすると、どうしてもトゲのある言葉

なりがちです。

 トゲのある言葉を発すると、感情が昂ぶってきますし、その言葉を自ら聞くことで、更に不快感情

が高まっていきます。

 このようにして不快感情が高まると、以前にも増して不平不満の思いが強まっていきます。

 不平不満の思いが強まると、それを言わずにいられない気分になり、より一層厳しい言葉

発するようになっていきます。

これで、ますますマイナス感情を増幅させる悪循環をつくり出します。

 こうなると、感情の波は収まらず激しく揺れ動き、人間関係に亀裂を生じさせ、求めるものを得ることは一層難しくなります。

 

 このような状態に陥らないために不平不満を感じた時に、それを要望に置き換えるのが得策です。

 自分が求めていること、期待していることをできるだけ具体的にわかりやすく説明できるよう整理

 思考を働かせると、冷静さを取り戻すことができるようになります。 

 また、願望が明確になると不平不満を解消するための方向性も見えてきます。

 それが明確になったら、不平不満という形でなく、要望を伝えるという形で話し合ってみましょう。

 こうすることで、 感情が昂るのを防ぎ、要望と現実のギャップを少なくすることに意識を向けられ

るようになります。

  そのような時に、不平不満を上手に取り扱う術を身につけておきたいものです。

 

   

  強さと弱さ

 
 

弱さ強さは、別々のものではなく、裏表の関係にあるもの。

 弱さを感じる時には、モノゴトに慎重になって、 自分がしたことを振り返り内省し、モノゴトを深く考えるようになるもの。 そのように弱さを感じながらも、一歩一歩前へ進んでいくと、弱さを感じていたところが次第に強さへと変わっていくもの。

強さを感じるようになると、自信を持って何事も進めることができるようになる。

 細かなことを気にすることなく、目標を追いかけることができるようになれます。

 その結果自分の視点も、遠くを見ることに意識が向くようになり、自分の足元が見えなくなる。

 そして転んで痛い思いをしたり、周囲に迷惑をかけたりして、自分の至らなさを知ることになる。

そうすると、強さ弱さに転じて、自らの行いを改める機会となり、考え方を転換させて

次への成長の足がかりを生み出していくことになる。

 このように、弱さ強さは連なっているもので、オセロの石の裏表のように裏かと思えば表になり、表かと思えば裏になるということが繰り返されます。

弱さ強さは、裏と表の関係で、弱さ強さになり、強さ弱さになる。

 この原理を覚えておけば、どちらの面が出ていたとしても、その時期に自分が何に取り組めば良いのか、考えやすくなるのではないだろうか。


“自分らしく生きている”

 
 

自分らしい生き方ができている人はしあわせな人です。

自分らしい生き方ができている人は、不要なことによる思い煩いが少なくなります。

主体的かつ自律的にモノゴトを判断し、選択できるようになります。

必要以上に他者の目を気にせずに、発言したり行動できるようになります。
自分らしい生き方は、心の健やかさに大きな影響をもたらします。

それでは、自分らしく生きていくためには、どのようなことを意識すればよいのでしょうか?

そのためには、次に挙げる二つの心得が重要だと考えられます。

 一つ目の心得は、「自分らしさの要素」を言語化して理解しておくことです。

そうすることで、自分らしい生き方ができているのかどうかが自己評価できるようになります。

 「自分らしさの要素」があいまいな場合は、周囲の意見などに自分が流されているような感覚に陥ったりします。

 

しかし、「自分らしさの要素」が明らかになっていると、周囲の流れに沿うのか、それとも独自の道を進んで行くのかなどの判断がしやすくなります。

その結果、周囲と協調しながらも、自分らしさを保つことが可能になります。

 「自分らしさの要素」を明らかにするためには、次のシンプルな問いを深く考えてみるのが役立ちます。

 「自分らしさとは、どういうことですか?

 この問に対する回答を、思いつく限りできるだけ多く書き出してみてください。

 その後、書き出した答えの中から、特に自分が大事にしたいと思うものを選び出してください。

 こうすると「自分らしさの要素」が明らかになり、自分軸が定まるためブレることが

少なくなるでしょう。

 ただし、「自分らしさの要素」は、ずっと固定されるものではなく、自己成長に伴って
変化がみられるということを覚えておくことが肝要です。

  ですから、時々見直して自分軸を整えるようにしたいものです。

二つ目の心得は、自己評価する際には、相対評価ではなく、絶対評価を意識することです。

 人は、自分を評価する際に周囲と比べて自分の位置を確認する傾向を持っています。

 こうした傾向を心理学では、社会的比較と呼んでいます。


しかし、「自分らしさ」は、他者と比べる相対評価で判断することができません。

 「自分らしさ」を自己評価する際には、自ら設定した要素に基づいて絶対評価を試みることが肝要といえます。

 そうすることで、自己評価しやすくなり、自律性や自己効力感などを向上させることが

できるでしょう。

自分らしく生きるための二つの心得があります。

 一つは、「自分らしさの要素」を明らかにしておくこと。

 もう一つは、「自分らしさの要素」に基づいて絶対評価を意識することです。

 

 

私たちの人生は、関わる人々が互いに何かを"おすそわけ”することによって成り立っています。

 一般的に"おすそわけ”とは、「他人から貰った品物や利益の一部などを、さらに友人や知人などに分け与えること」を意味する言葉です。

 しかし、人生における"おすそわけ”は、品物や利益といった狭い意味合いのものではありません。 

 人生で行われる"おすそわけ”は、有形無形に関わらず価値あるものを分け与えることを示しています。

 人は生まれた時に何も持たずに生まれてきます。

 母親や父親をはじめ、多くの人々から愛情や生きるために必要なものを与えられて成長していきます。

  そのようにして成長するにつれて、自分の中に蓄えたものを、他の人に分け与えることで、互いにつながり、人間関係が結ばれ、人生が形作られていきます。

例えば、日常生活では、お互いに自分ができることを"おすそわけ”し合う場面があります。

  お互いに自分が知っていることを"おすそわけ”し合う場面があります。

 お互いに自分が身につけた技術を"おすそわけ”し合う場面があります。

 このように私たちの日常生活は、お互いの"おすそわけ”によって営まれていると言うことができます。

  "おすそわけ”は、自分が持っているものの中から行われるものです。

 ですから、"おすそわけ”するということは、自分の内側にある価値あるものに気づくことでもあります。

  ということは、"おすそわけ”を意識すればするほど、自分の持っている資源を発見することが

できるようになると考えられます。

 それだけにとどまらず、"おすそわけ”を意識していると、さらに多くの資源を内側に取り込むことが

できるようになり、自分自身もより豊かになっていきます。

 

あなたは、周囲の人々に対してどのようなものを"おすそわけ”していますか?

 "おすそわけ”を意識してみましょう。

 そうすることでより豊かに人生を送ることができるようになるでしょう。

 

 

幸せな人生を送る秘訣の一つは、幸せを共有出来るつながりを持つことです。

  ここで言う“幸せ”とは、何か特別なことを意味しているわけではありません。

 

日常生活の中で感じられる小さな喜びを指しています。

 例えばそれは、最近あった良かったことを分かち合える友人がいること。

 最近あった嬉しかったことを分かち合える友人がいること。

 最近あった楽しかったことを分かち合える友人がいること。

  

こうしたことを分かち合える友人がいることは、人生の幸福度を高めます。

  

「日々の生活に 幸せを感じている友人が 1人増えるごとに、 自分の幸せになる可能性は 約9%ずつ高まります」 

 また「日々の生活が 不幸だと感じている友人が 1人増えるごとに、 自分の幸せに

なる可能性は 7%ずつ低下します」

 

 良いこともそうでないことも起こるのが人生です。

  

幸せな人と不幸せな人とを分ける要因があるのだとすれば、それは運などではありません。

良かったことと悪かったことの、どちらに自分の意識を向けているのかにかかってるんだ。

 

 あなたは、日々の小さな喜びを意識していますか?

 その出来事を友人と共有していますか?

 自分が経験した良かったことを、友人と分かち合うことは、友人の幸せに貢献できます。

 また、友人が経験した良かったことを喜んで共有することで、自分自身の幸福度も高まっいくんだよ。

 

 このようにね、幸せを共有出来るつながりを持っていると、自分の周りに幸せの連鎖を

作り出し、不幸せを予防することが出来るかもしれませんね。 

 

幸せな人生を送るための秘訣のひとつ。 

 

それは、幸せを共有出来るつながりを持つことです。

 

 

モノゴトを理解することは、難しいことです。

  なぜならば、私たちはモノゴトを

ありのままに捉えることができないからです。

  モノゴトを捉えようとする時に、

思い込みによって、自分に都合の良いよう解釈してしまいます。

  好き・嫌いという感情が働くことによって、事実を歪めてしまいます。

 興味関心によって、全体が見えなくなり、部分的なことに意識が向いてしまいます。

 このようし』てモノゴトの理解が歪むと、誤った判断をしやすくなります。

 モノゴトを理解しようとする時には、誰もがこうした特徴を持っているのだということを

覚えておくことが肝要です。

  その上で、理解しようとするモノゴトに対して、

近づいて観察したり、離れて観察するのが賢明と言えます。

 近づいて観察すれば、細部がよく見えてきます。

離れて観察すれば、全体が見えてきて、

そのモノゴトの長所と短所が掴めるようになります。

そうすることで、

解釈や理解の歪みを少なくすることができるようになるでしょう。

 モノゴトを単純に理解し、判断することには危うさが潜んでいます。

 そうした危うさを回避し、誤った判断を下さぬために、

時には近づいて観察し、

時には離れて観察し、

モノゴトを理解するよう心がけたいものです。

 

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