
2021年4月10日
この山はどうしても登っておかなくてはならない山である。
数日前に夢の中で登っているのである。
だからずっと気になっておりOさんに今日は伽藍山に
登りたいと言ったのだ。
二年前に挑戦したが道がわからなくなりリタイアもしているのだ
やはり途中で道が無くなり道なき坂道を登らねばならない。
この山のがらん山という名は昔から知っていた
山全体の姿は美しくフォレをや草津の山から見ると
美しい。その中に石山寺があるのだ。
このような美しい景観の山に登らず湖南の全山踏破というには
必ず登らねばならない山なのであった。
|
がらん山の頂上は結構広い
|
|
大津市の比叡山(大比叡)より南に位置する山は殆ど踏破しているが、唯一ON会未踏の伽藍山(石山寺バックの山)であった。
2年前に日没のため途中リタイアした因縁の山で、軽く行こうと計画しており、好天に恵まれた今日行くことに。
瀬田を10時前に出発。本当によい天気。袴腰山、岩間山、大平山、千頭岳を前に見ながら車は進む。
新緑の山容が立体感豊に鮮やかに見える。霞みも黄砂もなく空気が澄んでいる。
いつもは平面的に見える山々が光線の当たり具合かこれほど立体的に奥行きまで見えるのは珍しい。
石山寺より北側の瀬田川畔路傍駐車場に車を駐め、月見橋から水路沿いの道に入り林道を行く。
ふもとに大きな山桜がちょうど満開であった。この道を進むと、2年前引き返した階段道に突き当たる。
ここを進んでも伽藍山と離れるので、階段とは逆方向に伽藍山に向かって道がないが北面を直登する。
檜の樹林帯で、丸太、朽ち木や枯れ枝に悩まされながら急斜面を登り切ると、伽藍山を示す小さなプレートが枝に掲げられている頂上に到達。
頂上は樹林の間から一部瀬田川や東レ滋賀事業場、南郷方面等が見えるが、展望はよくない。
下山はやはり北側斜面をピンクテープを頼りに道なき道の急斜面を下りると細い尾根道に出、そのまま辿り続けると往路の林道に出た。
少し下ると大きな桜の木がまだ花を咲かせているので、林道脇の広場で花を愛でながら昼食を取る。
この山は頂上までの明確な道はないので、斜面を強引に攻めなければならない。
樹木の間から稜線も見えるので難しくはない。
下りに使った尾根道は林道に出る直前辺りが灌木の藪になっているので登りに利用するのには見つけにくい。
散策程度の軽い低山登山と考えていたが、道のない斜面直登に少しだけハード感を味わった。晴天に恵まれ懸案の山を踏破でき満足。
|
|
 |
こ
|
|
 |
 |
|
ON会 |
|
|
|
|
|
|
|
石山寺路上駐車場 |
月見橋 |
伽藍山 |
林道出合 |
林道脇広場 |
月見橋 |
石山寺路上駐車場 |
到着 |
|
10:13 |
10:46 |
11:15 |
11:19 |
12:18 |
12:20 |
コースタイム |
|
0:03 |
0:33 |
0:22 |
0:03 |
0:07 |
0:02 |
出発 |
10:10 |
10:13 |
10:53 |
11:16 |
12:11 |
12:18 |
|
|
 |
 |
|
|
 |
|