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登山口にある歓喜院
仰木峠からの尾根道北上でなく東側からのアタックを選択した。
瀬田を9時前にスタートし伊香立の歓喜院に向かう。
しかし到着するまでは大変に狭い田んぼ道路を何とか進んで
きたが前方に門があり閉まっているではないか
鍵は掛かっていなく開けて通過できた。
冷汗が出るぐらいの苦労をしてやっと10時過ぎに到着。
この歓喜院は人が住んでいなく建物を修理していた。 |
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お寺の横の薄暗い山道に入り、谷筋のじめじめした道を登る。
苔、羊歯、杉や檜の落葉。苔むした倒木の湿った樹林の中を行く。
しばらく歩くと舗装した林道に出合い、それを渡り、再び谷を遡行。
倒木を越えたり、くぐったりしながらひたすら歩く。
登り始めて約30分、檜の植林帯でやや急登である。
檜のすらっとした幹の林立の美しさと逆に道は相変わらずの朽ちた
倒木、苔むした石ころだらけ。とにかく歩きにくく疲れてくる。
さらに急登が待ち受けておりここを登るのかと思ったが尾根道に
出る道があり30分程で尾根に出た。
うっそうとした植林帯から明るい広葉樹林の自然林に一転し
気持ち
まで明るくなる。
もみじやブナの紅葉がきれいな盛りで癒される。 |
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尾根道は落葉樹と常緑樹の混ざった明るい広葉樹林帯、落葉の積もった道をカサコソ音を立てながら歩く。後をふり返ると景色の素晴ら
しいスポットがあり、束の間目に焼き付けながら先ずは頂上を目指す。まもなく頂上到着
大尾山や童髯山の標識が掲げられている。二等三角点にタッチ。樹林の中なので眺望はよろしくない。
下りは往路を辿るので、先程通った絶景スポットまで下って昼食を取ることにする。
登りでは気が付かなかったが正しく大パノラマ。眺望のない樹林の山との情報を得ていたが、とんでもない!
この眺望の素晴らしさは感動もの。直ぐ眼下には紅葉のグラデーションと湖西平野。北には蓬莱から比良山系、リトル比良の遙か彼方に
金糞岳がかすかに聳え、右の方に目を転じると伊吹がこれもかすかに望める。
さらに右方向東側には琵琶湖その向こうには湖東・湖南の山々さらに奥には北から南までの鈴鹿連峰。
琵琶湖大橋より北側の琵琶湖は霞がかかったように見え沖島はあたかも霧の中に浮かんでいるような幻想的な姿。
南湖の方は湖面が陽に映え柔らかな煌めきを見せている。快晴なら伊吹、金糞や鈴鹿もくっきりと見えたかもしれない。
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頂上付近からの比良 鉄塔と比良の間に小さく見えるのは百里が岳か |
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琵琶湖 展望 湖面に浮かぶ沖ノ島は見事 遠くに金糞岳から鈴鹿連峰が見える |
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今日は雲の多い日であるが、これが却って趣のある風情を醸し出している。こんな大パノラマに会えて大満足。昼食後は往路をそのまま下る。
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歓喜院 |
林道出合 |
植林帯途中 |
尾根に出る |
大尾山 |
絶景スポット |
林道出合 |
歓喜院 |
歩行時間 |
所要時間 |
到着 |
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10:36 |
11:07 |
11:15 |
11:35 |
11:47 |
12:37 |
12:55 |
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コースタイム |
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0:21 |
0:27 |
0:05 |
0:20 |
0:05 |
0:27 |
0:18 |
2:03 |
2:40 |
出発 |
10:15 |
10:40 |
11:10 |
11:15 |
11:42 |
12:10 |
12:37 |
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