三国峠(776m)


三国峠は滋賀県(近江)・京都府(丹波)・福井県(若狭)の三国の境にあることからこの名が付せられている。

ピークであるのに峠、この地域ではピークを「峠」、峠を「坂」と呼ぶ習わしがある故である。

国土地理院では「三国
岳」。
 
 



葛川梅ノ木から朽木に入り小川・平良・桑原・古屋・中牧・生杉を経て紅葉真っ盛りの

生杉ブナ原生林に11時前に到着した。想定通り2時間を要した。。

秋晴れの中、ブナ原生林の紅葉を愛でながら登山開始早々急登、きつい道両脇林床に

オオイワカガミの群生が続く。深緑の葉が艶やかに光る。

 春先であればピンクの花が咲き乱れていることだろう。
尾根に出てからもオオイワカガミはあちらこちらに群生している。

この近辺も近年鹿の食害が酷いらしいが鹿の食べないエゾユズリハが
繁茂しているのが目に付く。

尾根を進むとミズナラの林に入った辺りで地蔵峠との分岐点に到達。真っ直ぐ進み三国峠を目指す。鞍部に出、尾根を登り三国峠頂上に着く。

 
  高島トレイルの標識の上部に三国峠の文字が小さく記されている。三等三角点あり。

樹々の間から所々眺望はあるが見晴らしはよくない。

北東に見えるのは8年前に登った百里ヶ岳だろうか。

 
昼食を済ませて地蔵峠への分岐点に戻り、高島トレイルを地蔵峠に向かう。

10数分後、我々と同年輩位の男性と出会うが、道に迷ったようだ




   三国峠の三角点
 
コースタイム
原生林登山口 三国峠への道標 急登道で休憩 尾根に出る 地蔵峠との分岐 三国峠 分岐 地蔵峠 原生林登山口 歩行時間
到着 11:13 11:21 11:35 11:50 12:05 12:42 13:52 14:28
コースタイム 0:13 0:08 0:11 0:15 0:13 0:10 1:10 0:33 2:53
出発 11:00 11:13 11:24 11:35 11:52 12:32 12:42 13:55