このような藪山の経験は初めてだ。

無茶苦茶の藪であった。
藪漕ぎ笹漕ぎのため登り2時間を要した。
また頂上から下山時は道がなくなり根曲り竹の中を
強引に進み谷を下り滑りやっと藪漕ぎの道へ出て
気味の悪い本当の沢しか登れない。

踏破後は2-3日すると充実感が出てくるものであるが今回は無いようだ。
あまりにも道が悪すぎたし遠すぎた。
しかし山菜のうどが群生しておりだれもここまでは収穫に来ないのであろう。いかに山奥に来ているかがわかる景色だ。

奥美濃のやまやまの核心部が手に取るような展望に
満足してしばらく眺めていた。とにかく素晴らしかった。
VTRを持って登らなかったのは残念で仕方ない。
いつか登りたい笹ヶ峰が目の前に凄く美しく見えている

1リットルのスポーツドリンク さらにジュース お菓子など水と食料が十分にあり助かった。

夢にまで見たウソ越えが舗装されてアスファルトの道であったことにはがっかりした。

もっと深い山の中と思っていたが、高倉峠から今庄に抜ける道路があるが滋賀県側は完全舗装がされたいたのだ。

コースタイム
岐阜社宅:7:30
ウソ越  :9:25
登山口  :9:40
頂上   :12:45
下山スタート:13:10
ウソ越到着:15:05


釈迦嶺の頂上から笹ヶ峰方面をスケッチ





再び春の釈迦嶺へ (2000、5.17)

春はブッシュが茂っていないので凄く歩きやすいがまだ雪は残っている。
フキノトウも出ている。一時間歩くと湿地帯がありここで山ウドの群生地を見つけた。

静かにしておきたい場所でありウドには手をつけなかった。
この場所から先はウドの大群生地だ。いくらでもある。
それにしてもここまでくる人間はいないからだろう。

高倉峠まで行く。笹ヶ峰 美濃俣丸が良く見える最高の場所だ。
帰り際にウドを30本ほど収穫して帰る。
釈迦嶺 奥美濃  H11年8月22日